過去ログ

                                Page     387
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   通常モードに戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼SF大会レポ2008  Akemi 08/8/28(木) 23:48
   ┣第39回星雲賞  Akemi 08/8/28(木) 23:49
   ┣企画・展示  Akemi 08/8/29(金) 0:45
   ┃  ┣JAXAタウンミーティング  どんご 08/8/30(土) 13:32
   ┃  ┗暗黒面は…  Akemi 08/8/30(土) 18:37
   ┗ゲスト  Akemi 08/8/29(金) 0:46
      ┗ガレオンvsパワードスーツ カッコいい!  遠州屋小吉 08/9/1(月) 9:27
         ┗ガレオンvsパワードスーツ 欲しかった(笑)  Akemi 08/9/2(火) 17:17

 ───────────────────────────────────────
 ■題名 : SF大会レポ2008
 ■名前 : Akemi
 ■日付 : 08/8/28(木) 23:48
 -------------------------------------------------------------------------
   SF大会でのいろいろなことをレポしていきます(多分)

画像はプログラムブックの裏面の早川書房の広告です。画像下段にクラッシャージョウの新装版載ってますねv

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 第39回星雲賞  ■名前 : Akemi  ■日付 : 08/8/28(木) 23:49  -------------------------------------------------------------------------
   SF小説の文庫の帯などに「星雲賞受賞作」というのを見かけた事はありませんか?
SF大会には前年度に発表された優れたSF活動に対して「星雲賞」という文学賞を大会参加者が選定するシステムがあります。
授賞式は大会の閉会式の中で行われ、著者または関係者のかたが直接受け取りにいらっしゃいます。作家さんも会場内のそのへんにいらっしゃるから(笑)
珍しいところでは「20世紀少年」の浦沢直樹さんがいらっしゃいましたよ。


2008年に行われた第39回星雲賞の受賞作は以下の作品でした。

【日本長編部門】 「≪図書館戦争≫シリーズ」 著者:有川 浩

【日本短編部門】 「沈黙のフライバイ」 著者:野尻抱介

【海外長編部門】 「輝くもの天より墜ち」
            著者:ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 翻訳:浅倉久志

【海外短編部門】 「ウェザー」 著者:アレステア・レナルズ 翻訳:中原尚哉

【メディア部門】 「電脳コイル」 監督:磯光雄 制作:電脳コイル製作委員会

【コミック部門】 「20世紀少年」「21世紀少年」 著者:浦沢直樹 長崎尚志

【アート部門】  加藤直之

【ノンフィクション部門】 「星新一 一〇〇一話をつくった人」 著者:最相葉月

【自由部門】 「初音ミク」 制作:クリプトン・フューチャー・メディア株式会社

【特別賞】  野田 宏一郎(野田 昌宏) ※特別賞は毎回あるわけではありません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 企画・展示  ■名前 : Akemi  ■日付 : 08/8/29(金) 0:45  -------------------------------------------------------------------------
   SF大会の中でメインとなるのがいわゆる「企画」と呼ばれる「分科会」です。
勉強会なのですがSFをネタにみんなで楽しむのが主な目的ではないでしょうか?
当日まで企画のスケジュールが確定しない場合がほとんどで、プログラムブックの印刷以降も変更される場合があるので印刷物ではなく当日に配布されるタイムテーブルを信用しましょう。企画は早くから申し込みがありますので、大まかな時間や配置は先に分かるのです。大会公式サイトには企画紹介も載るのでそれを元に参加の予定を組むのがいいですね。
企画は同時に何本も行われていますので、見たいものが重なった場合は泣く泣く片方を諦めるか、途中で移動するかしかありません。

参加した企画を一部ご紹介・・・。
■開会式
 大ホールにみんなが集まります。
 OPムービーが上映され、大会の開会宣言などが行われます。
 今年は開催地の岸和田市長がご挨拶に壇上にいらっしゃいました。

■JAXAタウンミーティング
 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)のタウンミーティング。
 日本の宇宙開発の現状が聞け、質疑応答で活発な意見交換が行われました。
 日本が世界に誇る小惑星探査機「はやぶさ」のお話や先日国際宇宙ステーションにくっついた日本のモジュール「きぼう」の話なども。

■おぼろげ絵画教室(赤井孝美先生、一本木蛮先生、環望先生、長谷川裕一先生)
 ゲスト様も参加者もお絵描きに挑戦!
 お題のキャラクターとそのキャラクターの特徴を3つあげ、おぼろげな記憶をたどりお絵描きをします。
 それをみんなで判定。秀作やネタ狙いのものや反応さまざまで楽しいです。

■人を風に変える自転車の進化と未来(一本木蛮先生、加藤直之先生、高千穂遙先生、中村博司氏)
 自転車の進化や自転車ライフのお話など。じてんしゃ日記ネタもあり。少しSFも。

■野田昌弘企画SFは人生だね(江藤巌氏、加藤直之先生、小浜徹也氏、高千穂遙先生)
 二部構成で行われました。
 高千穂先生は前半。スタジオぬえの初期、野田大元帥の日本テレワークスからまわってきたお仕事のお話などをしてくださいました。
 後半はゲストさまが入れ替わり、野田大元帥のコレクションやご活躍のお話など。

■閉会式
 閉会式が始まる前に「暗黒星雲賞」の発表があります。
 これは文字通り「暗黒」な投票です(笑)
 大会開催中の人、もの、企画などあらゆるものが対象で、参加者の投票により決まります。
 組織票、根回し、あらゆる暗黒手段が許されますが、一人一票に限られます。
 コレが毎回楽しみで!見なくては帰れません。

 引き続き閉会式。まっとうな「星雲賞」の授与式もあります。
 閉会宣言によりお開き。


他にもいっぱい。見たいものが重なっていて全部見れないのが残念です。


常設展示にも行きました。
■理系BAR・・・「重力崩壊」と言うきっついカクテルを相方が飲んでました。
■SFアートギャラリー・・・戦利品でご紹介した展示企画です。
■ディーラーズルーム・・・即売会会場です。宇宙軍が新兵募集してました(笑)
■サイン会・・・宇宙船レッド・ドワーフ号にキャット役(声:山寺氏)で出ていたダニーが来日!ブロマイドにサイン貰いましたv
など。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : JAXAタウンミーティング  ■名前 : どんご  ■日付 : 08/8/30(土) 13:32  -------------------------------------------------------------------------
   これ、とぉーっても聞きたかった_| ̄|○
JAXAのHPでSF大会でパネルディスカッションします。を見ててて、ぎゃおーっ!と雄叫びあげてました・・・_| ̄|○(くやしくて<涙)
見たい・聞きたい企画が目白押しで、本当コ○ーロボット一杯欲しいよ・・・になりますよねぇい(^^;(後で記憶を1つに統合するのだっ!)

でもって。
今年の暗黒星雲賞はどんなだったのーっ!!!(^^;←やっぱこれが一番楽しみだったらしいヽ(゚-、゚)ノ

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 暗黒面は…  ■名前 : Akemi  ■日付 : 08/8/30(土) 18:37  -------------------------------------------------------------------------
   >どんごさん
>JAXAのHPでSF大会でパネルディスカッションします。を見ててて、ぎゃおーっ!と雄叫びあげてました・・・_| ̄|○(くやしくて<涙)
お話しをしてくださったJAXAの方もとても面白く、質問する側のSF者もなかなか詳しいツワモノぞろいで見ごたえ、聞きごたえ、たーっぷりでしたよ。
やはりまだ見ぬ遠い宇宙への探索は皆興味があるらしく、失敗を恐れずにガンガン挑戦して欲しいと希望を述べてました。
長距離航行の実現、頑張って欲しいですね。

>見たい・聞きたい企画が目白押し
他にも素子姫とか菅さんのお茶会にも行きたかったし、見たい企画、参加したい企画、いっぱいでした!

>今年の暗黒星雲賞はどんなだったのーっ!!!(^^;←やっぱこれが一番楽しみだったらしいヽ(゚-、゚)ノ
全部覚えてないけど覚えてるのは・・・
人物部門では、トニーたけざき氏。何で選ばれたかは武士の情けにより言えません(^_^;)
コスチューム部門では、顔だけキグルミ?プリキュアショーみたいな頭だけの被り物の人で、ななちゃんてコがいたの。
モノでは、会場の4階までの道(階段)。2階までは普通なんだけど、3階は構造上入れなくて4階まで一気にあがるしかないのだけど、その4階ってのが実質6階分くらいの高さは軽くあるし、ガラス張りで暑いし・・・のぼったものにだけ分かる過酷さゆえ皆投票してました。今回みたいに一気に人が移動することないから本来はその階段使わないんだってさー。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : ゲスト  ■名前 : Akemi  ■日付 : 08/8/29(金) 0:46  -------------------------------------------------------------------------
   日本SF作家クラブに所属するプロの作家さんたちを中心に、翻訳家、漫画家、イラストレーター、アニメ特撮関係者など、とにかくプロで活躍されておられる方をゲスト様として大会が招待しています。
ただ参加されるだけでなく、企画のパネラーとしても呼ばれますし、ご自身やお仲間の作家さん方と一緒に企画をされる場合もあります。
高千穂先生はほぼ毎回参加されておられると思います。

ゲスト様とは企画だけでなく、サイン会でもお話出来ます。
時間が限られている為ごくわずかの作家さんだけですが、サイン会が行われます。
ご了承がいただけると突発的に行われたりもするのでスケジュールは要チェック!
じてんしゃ日記2008の一本木先生のサインは、そうしたサイン会でいただきました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : ガレオンvsパワードスーツ カッコいい!  ■名前 : 遠州屋小吉  ■日付 : 08/9/1(月) 9:27  -------------------------------------------------------------------------
   どうもです。

興味深いリポートです。なんだかとっても楽しそう(*^_^*)
実際に参加されたあけみさんのレポートは、記事で読むのとはやはり一味違いますね。より距離が近いというか温度が高いというか。
賑やかな学祭みたいな雰囲気もして(内容はプロですが:笑
漠然と、講演会と星雲賞などの授賞式くらいかなと想像していたんですが、こんなに多方面にいろいろ模擬店(?)があるとは思いませんでした。

ところで暗黒星雲賞なんて、そんな賞があるんですか?
思わず笑っちゃった……受賞者トニーたけざき氏って(あはは
ラジー賞みたいなもんですかね?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : ガレオンvsパワードスーツ 欲しかった(笑)  ■名前 : Akemi  ■日付 : 08/9/2(火) 17:17  -------------------------------------------------------------------------
   >遠州屋小吉さん
>興味深いリポートです。なんだかとっても楽しそう(*^_^*)
最近あんまりSFしていない私ですが、毎回とーっても楽しめるのです。
本格的なSFする企画もないわけではないですが、いかにSFを楽しむかに皆さん情熱を傾けていると思います。
SF初心者も、少し離れてしまったSFモノでも、素養あれば充分楽しめるのですv

>賑やかな学祭みたいな雰囲気もして(内容はプロですが:笑
多分参加者のみなさん、年に一回のお祭り騒ぎと思ってるんじゃないですかねぇ。
大体が顔見知りな感じになるのでかなりアットホームな集まりですよ。
一度参加すると病みつきなんです(笑)
以前参加した大会では、一日ず〜っと折り紙折って過ごしたこともヽ(゚-、゚)ノ
一日ディーラーズルーム(同人誌とか売ってるとこ)で座ってたことも。
楽しみ方はそれぞれ。

>ところで暗黒星雲賞なんて、そんな賞があるんですか?
ラジー賞は確か最低を選ぶんですよね?
暗黒星雲賞の場合、マイナスのみを評価するのではなく、面白かったこと感動したことも投票対象になるんです。とにかく目立った、気をひいた、そんな何でもいいから表彰しちゃえって感じの賞です。
投票は各部門につき一人一票でした。
最後に「幸運賞」と言うのがあって、投票者の中から抽選で一人選ばれます。
その人は選ばれたことで一生分の運を使い果たしたと賞状にかかれてますよ(笑)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    通常モードに戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                 Page 387